ASPとは
- HOME
- ASPとは
ASPとは
1987年、Advanced Sterilization Products(以下、ASP)が設立されました。ある企業の科学者グループが、過酸化水素を器具の滅菌に使用するという斬新なアイデアにより、ASP初の過酸化水素ガスプラズマ滅菌器であるステラッド™ 100が誕生し、1993年にFDAの認可を受けました。
本社はアメリカ合衆国のカリフォルニア州にあり、従業員は1,700名規模の会社です。グローバルでは42か国に展開しております。
現在はステラッド™グローバル設置台数が20,000台以上となり、感染対策のリーディングカンパニーとして、医療器材の滅菌や洗浄・消毒分野において幅広い製品を提供しています。
ASP Japan合同会社はこのASPの日本法人です。
2つの事業領域
ASPは「患者様の最も大事な瞬間に、患者様を守ること。」をOur Missionとして掲げ、医療器材を介した感染から患者様を守るため「滅菌領域」と「洗浄・消毒領域」の両分野で、長年にわたり高品質な製品・サービスを提供しています。
手術に用いる医療器材には感染の元となる微生物が付着していてはなりません。滅菌領域では、過酸化水素とプラズマを組み合わせた独自の技術を用いた、安全に短時間で微生物を殺滅するステラッド™滅菌装置を30年以上にわたり提供しております。医療技術の発展に伴い、電子機器や精密な部品からなる低侵襲の手術機器が増えていますが、これらの器材の滅菌ニーズにも、確かなエビデンスを積み上げながらお応えし続けております。
洗浄・消毒領域では、増加する内視鏡検査に焦点を当て、複雑な構造の内視鏡をきれいに洗浄するための洗浄剤や、有害な微生物を殺滅するための消毒剤に加え、これら洗浄消毒の作業を自動化する内視鏡洗浄消毒装置を、20年以上にわたり病院やクリニックに提供し続けております。
私たちは、滅菌・消毒の領域で、お客様の声を力にKaizenに取り組み、”テクノロジーとエビデンス”を活用して、安全と安心を届けるソリューションパートナーとして医療に貢献し続けます。
ASPは2019年にFORTIVEの一員となりました
FORTIVEについて
FORTIVE は、ヘルスケア、工業分野、電子計測器のトップブランドで構成されるグローバル企業です。
FORTIVEは2016年にダナハ(Danaher)から分離され、独立した企業として誕生し、同年7月にFORTIVEはニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange, NYSE)に上場しました。
現在は18の事業会社、世界50か国、17,000人(2023年9月時点)の従業員を要する、世界規模で事業展開をしているグループです。
事業領域とビジネスモデル
FORTIVEは、ヘルスケア、工業分野、電子計測器の3つのセグメントに分類された様々なトップブランドを持ち、それぞれの企業が独立性を有し、特定の技術や市場に特化しています。
ASPは、「Advanced Healthcare Solutions」の中核を担う企業として、医療従事者が患者様に対して安全な治療を提供することに貢献しています。
FORTIVE BUSINESS SYSTEM(FBS)
Kaizen文化を支える基盤
FBSは、成長を加速し生産性を向上させ、様々な課題を解決するための体系的な方法論です。
地域・業界・業種を超えたすべてのビジネスを前進させるために日々活用しており、FortiveのKaizen文化の根幹となっています。