代表者挨拶
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代表者挨拶
我々ASP Japanは、1994年に世界初の過酸化水素プラズマガス滅菌装置「ステラッド™」を発売以来、日本国内で事業展開をしてまいりましたが、2019年にFORTIVEグループの一員となり、ASP Japan合同会社として新たな一歩を踏み出しました。
ASP Japanは、医療機器のリプロセスに関する感染対策のリーディングカンパニーとして、これまでも、これからも医療材料の洗浄、消毒、滅菌に関わるソリューションの提供に全力を注いでまいります。
日本では、高齢化に伴い、また手術技術の進歩により、ロボティックサージェリーに代表されるような、患者様の負担を低減するため大きく切開することなく体に小さな穴をあけて行う低侵襲手術が増加しています。これら高度な手術を行うためには、高性能な内視鏡(カメラ)を始めとした様々なあらゆる精密な医療機器が不可欠となっています。
低温、短時間かつ安全性の高いステラッド™は、これら精密で高額な医療機器を効率的に再生することで限られた在庫数での運用を可能とする滅菌器として、全国の急性期病院に数多くの納入実績があり、日本の医療の基盤を支えています。
また、健康意識の高まりから胃がんや大腸がん検診を内視鏡で行うことも増加し、内視鏡検査を行う多くの病院やクリニックでは、増大する内視鏡のリプロセスを確実に効率的に行う必要性に迫られておられます。
そのニーズにお応えするソリューションとして、弊社は、高い安定性と安全性があり短時間消毒ができる高水準消毒剤「ディスオーパ™ 消毒液0.55%」と内視鏡洗浄消毒器「エンドクレンズ™シリーズ」を提供させて頂いております。
洗浄・消毒・滅菌の領域において、ASP Japanは医療現場の直面する様々な課題、アンメッドニーズにお応えするため、これからも製品やサービスのポートフォリオを拡充し、”テクノロジーとエビデンス”を活用して、安全と安心を届けるソリューションパートナーを目指します。
ASP Japanでは、成長の源は人的資本にあると考え、多様な能力、経験、価値観をもつ従業員ひとりひとりがいきいきと活躍できるよう機会や環境を提供していきます。その結果として「Great Place to Work® Institute Japan」が実施している『働きがいのある会社』調査では、2022年と2023年の2年連続で「働きがいのある認定企業」に選出されています。
また、社会に対する貢献の一環として、ASP Japanは、我々にしかできない活動を行ってまいりました。
阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災において、ライフラインが断たれる中、電気だけで稼働するステラッド™の特性を生かし、装置を被災地の病院に迅速に貸出・設置を行い地域医療体制の早期立て直しに貢献致しました。
近年では新型コロナウィルスと戦う医療従事者の個人防護用「N95マスク」不足の緊急事態に対して、US FDAからの緊急承認を取得し、厚生労働省やN95マスクメーカーとの協議を行い、本来単回使用のN95マスクをステラッド™で再生処理を可能とし、医療現場のマスク不足解消にも寄与しました。
「患者様の最も大事な瞬間に、患者様をお守りすること」、それが私たちASP Japanの使命です。
感染のない、安心できる未来の実現のために努力し、より良い明日を築くために、皆様と共に歩んでまいります。
ASP Japan合同会社
VP Commercial & General Manager
職務執行者 湯澤 啓